全年齢向けにして成功したギャルゲーを紹介する

のーふぃと! ~only the power of will~

全年齢向けのギャルゲーソフト

ギャルゲーというものを筆者が初めて知ったのは高校生の時だ、その時の友人から流れるようにして渡されたものをプレイした時には、それはそれは衝撃を受けたの一言で語れる。何せ今まで自分が知らなかった世界を目撃したのだから、何も響かないというのは逆に問題だ。しかも話を聞いていくと既にそういうグループが形成されていて、完全に構築されていると聞かされた時には、見たことがない世界は案外身近にあるものだと理解した瞬間でもある。

その後も度々友人から借りる、また自分が本当に気になるものを購入してはやってみる、という形でゲームを進めていきましたが、アドベンチャーパートを見ているとだんだん眠くなってきたので、ある時ふとギャルゲーをやらなくなってしまった。全く、というわけではなく頻度を極端に減らしたと言っていいでしょう。それでも伝え聞かされるギャルゲーの名作はそれなりに押さえていましたが、深淵というものはまだまだ奥深くへ繋がっているものなのだ。

ギャルゲーというとどうしても『成人向け』のものを思い浮かべる人がほとんどでしょう。筆者も例外ではないが、ギャルゲーで全年齢でただ女の子たちとの恋愛を楽しむだけで満たされる人ばかりではないのだ。しかし成人向け作品というのは日本の法律で、18歳未満がプレイしてはいけないことになっている。原則であり、特例は存在しません。必ず守らなければならないものなんですが、それでもやりたいという学生は多い。中には18歳になったばかりの『高校生』が堂々と学生証を筆者にかざして成人向け商品を購入しようとした時の自信たっぷり感が、残念すぎる。余談だが、18歳になったからといっても高校に在学中は基本全てNGと判断するのが基本となっている。

全年齢向けで制作されているギャルゲーというと色々ありますが、今回はその中でも『のーふぃと! ~only the power of will~』を取り上げて、近年のギャルゲーというものを考察していってみよう。

作品概要

のーふぇいと! というゲームは2010年2月25日に発売された恋愛アドベンチャーゲームであり、対応機種はXbox360・PSPの二機種が対応となっている。現在までにプレイステーションストアなどでDL販売がされているわけではないため、同作品をプレイするためにはどちらかを購入しなければなりません。なので今からするとなったら本体から買い揃えなければならないとう手間が出てくるので、出来る人だけで良いでしょう。

全年齢向けのギャルゲー作品としてですが、無論そういったシーンは一切ない、お色気シーンはあるけれどそれ以外は至極普通な女の子との恋愛が楽しめるゲームだ。また、今作はSFとファンタジー要素

が強い作品となっているので、そういった傾向の強い内容が好みという人はより薦められます。また、同作ではアドリブを出させたらどこへ向かうかわからない、声優の杉田さんがいい感じに暴走をかましているので、思わずニヤッと出来るシーンが有ります。

ギャルゲーなのに男キャラの話をするかと思う人もいるでしょうが、ヒロインあってのギャルゲーでも、脇で輝く男キャラも重要だ。これまで発売されてきたギャルゲーの中にも、そうした思わぬ人気を獲得した男キャラは多い。なので、単純に恋愛要素を楽しもうと思って購入したら、意外と笑えるシーンも多く、また迫力ある一枚絵が見られたという感想も多く飛んできているので、何気に知られざる名作なのかもしれません。

そんな同作のメインヒロインは4人だ。簡単にヒロインたちの紹介をしていこう。

メインヒロインの紹介

高山メイベル

ただの空から降ってきた宇宙人の少女かつ、今作きってのドジっ娘ヒロインが彼女、高山メイベルだ。彼女は不幸体質を絵に描いたような少女で、あちこちで行く先々でトラブルに出くわし、その都度主人公を始めとした人々が迷惑を被ります。その力故か『混沌の子』と宇宙全体から危惧される存在で、抹殺対象でもあった。宇宙に害なすドジっ娘とは、スケールがでかすぎる。しかし彼女のもはや呪いと言わざるをえない不幸をかき消せる存在として主人公があり、彼のそばにいればごくごく平凡な宇宙人少女となっている。

声優は加藤英美里さんが担当しているのだが、彼女の声を聞いているとどうしても脳裏で、

『僕と契約して、魔○少○になってよ!』

というものしか浮かんでこないのは、病気だろうか。

星野希咲

主人公の幼馴染枠の少女で、かつずっと前から主人公に恋寄せるというギャルゲーにありがちなテンプレキャラだ。普通に可愛い、普通に可愛いが、ほかのヒロインが色々と濃すぎるが故に全体的に地味めとなっている。一部のファンからは『クイーン・オブ・地味』とまで言われている。

声優は遠藤綾さん、もう文句なし。

椎名理紗/シーナ・リセリスク・レアルニエ

主人公が通っている学校のクラスメイトで、見た目は高校生には絶対見えないロリ少女。しかし見た目とは裏腹に博識な知識を持っており、どんな些細な問題もすぐに解決できてしまうことから、『ミス仙人』とまで呼ばれている。しかしてその実態は、なんと宇宙全体から絶対に敵に回してはいけないと言われる魔法使いであり、異世界からやってきた少女。『三千世界をかける魔女』と自称しているが、それに匹敵する力を有していることから、宇宙全てを相手にしても無傷で勝てるほどの兄弟な存在だ。

声優はゆかなさんとなっている、いやっ似合いすぎるだろう。

田中盾子/シールド

メイベルよりも一日遅れで転校してきた少女。普段から武芸などを嗜んでいるせいか、動きに一切の無駄がなく、かつあらゆる運動に精通している。それに拍車をかけるように生真面目な性格で、冗談を冗談として受け取ることが出来ないなど、融通が効かない一面を持ち合わせている。彼女もまた地球外からやってきた存在で、その存在はあらゆる秩序を守護する事を目的とした、宇宙全ての秩序を守護する宇宙統一機構の特殊武装執行官となっている。

声優は小清水亜美さん、今は『歌は神秘!』と言って銀河中に女神の歌を広める布教活動中。

サブキャラクターをピックアップ

メインヒロインも良い味を出していますが、脇の、特にこのキャラに注目して欲しい。

委員長

主人公のクラス委員長を務めている。本名は『竜蔵院権乃丞(りゅうぞういんごんのじょう)』と、本人がコンプレックスを抱くのも分かるくらいのDQNネームとなっている。しかし名前とは打って変わって、実家は資産家、成績優秀・容姿端麗・スポーツ万能の完璧超人。しかし重度のオカルトマニアで、時折刻むオカルトネタで盛り上がるために、残念なイケメンになってしまっている。

声優は杉田智和さん、この方のおかげで委員長のキャラは十二分に発揮されています。

中島斗雷

主人公とは中学から付き合いのある友人。明るく接しやすい性格をしているが、かつては誰もが震えおののく不良で『日下のラーメン王』とまで呼ばれていた。なぜにラーメン、と思った人は原作をプレイすべし。

声優は浅沼晋太郎さん、この方はどうしてもツッコミをしている姿がしか思い浮かばない。

市原広満

主人公のクラスメイトで、学園祭実行員を担当している。巨漢で強靭な肉体を持っているが、心優しい性格をしている。レギュラーキャラでも良かったのではないかと言われるくらい、影では人気を得ている。

声優は三宅健太さん、本当にこういう大柄なキャラを担当できるのだから貴重な声優さんだ。

ジィさん

主人公の自宅近辺を縄張りにしている黒猫。しかしその正体は400年以上生きながらえている猫又で、ヒロインである椎名にとって育ての親ともいうべき存在だ。

声優は中田譲治さんとなっている。もう言うことないでしょっ。

主人公も大概凄い

ヒロイン4人の内3人が人外ともいうべき存在で、サブキャラも大抵皆凄い人たちが集結している。そんな濃厚なキャラの中で主人公は、どこにでも平凡で平均的な少年として描かれている。しかし彼は彼で特殊能力の持ち主で、あらゆる出来事を『全て平均化してしまう』能力を有する特異体質者。この能力があるゆえに何をしても平均的に行動できるようになっているので、地味に凄い。ちなみに彼の能力あってこそメイベルは普段の体質を抑えてくれるため、もう彼無くして生きていけない身体となっています。

こんな感じで、全員が全員で大分人を超越しているものの、単純にゲームとしては面白いので、機会があればプレイしてみると良いでしょう。

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